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光の教室

● 知覚編

光の芸術

 ここまでの話をまとめると、人間は目を通して周囲の状況を「」として感知しているのです。ほんのわずかな光は感じることができますが、完全な暗闇では何も見ることはできません。光がなければ、人間は色を感じることができないのです。
 色光の3原色、憶えていますか?そうです。RGBの3色です。もうひとつありましたね?色料の3原色、CMY。目は色を光として感知するので、RGBで感知します。
 暗闇でもテレビは見えますよね?これはテレビが光りを発するRGBで表示されているからです。では暗闇で本は読めますか?本はCMY。それ自体が光っていないから、読むには光が必要になります。例えばYELLOW(黄)がどう見えるのか、説明します。
 ます、左の図を見てください。黄色の反対側にある、補色ですよね。これをまず憶えてください。
 白い光はRGBの3色全てが混ざった光です。下の図では左から白い光(RGB)を黄色い紙に当てています。すると、黄色はその補色になるい光を吸収し、残るの光りを反射するのです。の光を混ぜると黄色になります。このような過程で白い光は黄色い光に変わり、目の中で黄色として感知されるのです。
 このように、人間は色をすべて光として感じるのです。目に見えるものすべて、「」なのです。
CGも、絵画も、ファッションも、インテリアも、すべて目を通して見えますよね? 私が思うに、目を通して感じる芸術というのは、すべて「光の芸術」なのです。CGアーティストも、画家も、ファッションデザイナーも、カラーコーディネーターも、みんな光のアーティストです。
 かっこいいでしょう? 色を、光を極めれば誰でも簡単になれますよ。