なぜ夏作品?

昔から・・

当MUSEUMの支配人、Camelliaは昔ッから夏がすきでした。カセットテープのラベルも夏を感じさせる写真や椰子の木が写った南の島の写真ばっかり入れてました。
そして今でも夏をイメージしたCGが多数作成・展示され、冬になってもその傾向は衰えません(笑)。なぜこんな傾向が生まれたのでしょう。今回のコラムは自己分析です。

寒さに強い

Camelliaは北海道生まれ・北海道育ちです。当然、こちらの人は寒さに強いと言いますが・・・同じ人間、そう変わりはないでしょう。ただ、オレは冬でも薄着の場合が多く、高校の頃は学ランの下は冬でもTシャツ1枚だったりしました。既にこの時点で友達からは夏男と言われてた・・
これっていわゆるやせ我慢?あるいは「若い」ってやつでしょうか。確かに寒いんだけど(笑)、厚着が許せないんですよね。たぶん冬の到来を認めたくないっていう意識があるんだと思います。年中夏であってほしいっていう。

北の夏

北海道って、夏はホント短いです。海の日から御盆ぐらいまででしょうか。1ヵ月。その年や地域によって違うけど、30℃を超える真夏日なんて10日ぐらいしかないんじゃないかな。天気がいい日ばかりとも限らないし。そして1年の半分は冬みたいなもんですからね。そんな貴重な夏を満喫したいって意識は自然と生まれてきます。

あこがれ・・

すべては、Camelliaが寒い地域に住んでいるから芽生えてくるのでしょう。青い海や珊瑚礁、椰子の木・・・自分の周囲にないからこそ、それを追い求めているんだと思います。そこに楽園のようなものを求めて。逆に自分が南の地域に住んでいたら、全く違った作品になっていたかも知れませんね。不思議な気がします。
この執筆時点での最新作、「Close to...」(海の回廊に展示)も、夏を待ち望む気持ちが現れた作品になっています。
「自己中」なこだわりですが、今後もおつき合い下さい・・・

2000.01.20 UP