さらば俊兄、熊さん
第何週からだか忘れましたが、
父親が危篤という電報が届いて、
故郷にマッサンが駆け付けた時から登場し、
名わき役として活躍し続けた「俊兄」が、
今日でドラマを去っていきました。
ドアやふすまに指を挟んだり、
鴨居の大将が開けたドアにぶつかるなどの
「扉芸」で笑わせていただいていましたが、
終盤は落ち着いていましたね。
もう1つ気になっていたのが、熊さん。
マッサンよりずっと年上のはずなので、
どのような終わり方になるのか。。。
そしたら今日の放送で、
「会津に行く」と言って俊兄とハナさんとともに去り、
クランクアップということに。
その手があったか!という感じです。
年齢差からしてこのまま余市にいては、
先に亡くなってしまうことになりますからねぇ。
「森野家」がこれでドラマから去り、残り5話。
どうなってゆくのでしょうか。
最終週の展開予想
太平洋戦争も終わり、
戦後復興の時期に突入。
この2週間で、
マッサンの世界は6年ぐらい進んだでしょうか。
急に展開が早くなってきた感じですが、
もう、来週は最終週になります。
半年って早いですねぇ。
モデルとなった人物の史実通りなら、
妻のリタさんはマッサンより先に、
62歳でこの世を去っているので、
おそらく来週、
この物語のエンディングは…
そういえば第1話の冒頭のシーン、
余市の蒸留所でマッサンと思われる老人が、
エリーの写真を見つめるシーンがありました。
きっと最後のシーンもそこにつながることになるのでしょうね。
3月13日と「北斗星」
1988年3月13日、
青函トンネルが開通しました。
その日から上野と札幌を直通で結ぶ寝台特急、
「北斗星」が走り始めました。
折からの開通ブームに加えて、
個室寝台に代表される豪華な設備、
8000円のディナーなどから人気の的となり、
最盛期には北斗星3往復+エルム号1往復まで発展しました。
2015年3月13日。
青函トンネル開通からちょうど27年が経った今日、
その北斗星の最終列車が上野と札幌駅から発車しました。
奇しくも、同じ3月13日。
北斗星は4月から8月まで、
臨時列車として運行が続きますが、
定期列車で上野から札幌まで、
乗り換えなしで移動できる唯一の移動手段は失われてしまいました。
青函トンネルの主役は寝台特急から北海道新幹線へと
バトンタッチされます。
その北海道新幹線が札幌まで延伸される、
15年くらい先までは、
どこかで乗り換えを強いられます。
短時間で移動できることが、
それほど大事なのでしょうか。
時間をかけるということは、
贅沢なことになってしまったのでしょうか。
最後のブルートレインも消え、
青い流星は完全に過去のものになってしまいました。