Camellia's DIARYCamellia's DIARY

Camellia's OFFICIAL WEB DIARY SINCE 2000.5.15

惜別の思い

2009.02.16

熊本駅に着いたのは「はやぶさ」が東京に向けて出発した5分後でした。
間に合わなかった…
でも焦りは無く、
すぐに駅の窓口に駆け込んで後発の特急を調べてもらった。
「有明24号に乗ると小倉で追いつけます」
それだ!さっそく切符を買って、
13分あとにはやぶさを追いかける特急に乗る。

3時間ほどで既に暗くなった小倉に到着、
どこか途中で追い抜いたはやぶさが7分後に小倉に来た。
ホッ。

それにしても、
前日はホテルに泊まっていただけに、
「走るホテル」と呼ばれた寝台特急はA個室でも狭く、
揺れも大きいし音もうるさい。
青い車体を15両を連ね食堂車もあった頃の、
憧れていた姿から比べてだいぶ老けてしまった。
あと1ヵ月も経たずに廃止されるのは、
仕方の無いことなのだろうか。
惜しむ人が多いのでしょう、
途中で止まるほとんどの駅では、
カメラをはやぶさに向けている人を見かけました。

早さ・安さでは飛行機や新幹線には勝てない。
でも「夜汽車」って独特の風情があって、
旅をする、移動すること自体を楽しめる存在だと思います。
せめて故郷北海道に向かう「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」は、
いつまでも走り続けてもらいたいものですね。

翌朝東海道を上り、
富士山を左手にラストスパート。
東京駅ではたくさんの人がカメラを片手に出迎えていました。
僕も写真を撮り、
憧れの車両を惜しみながらも、
そのまま仕事に向かったのでした。

2009.02.16 00:00 | 固定リンク | できごと

Camellia's DIARYCamellia's DIARY

記事検索

お知らせ

Camellia's DIARYをブログに変更、リニューアルしました。
コメント・トラックバック機能は当分の間、使用しません。
ご感想はDIAMOND CAFE [BBS]までお願いします!
« 2009 / 02 »
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

アーカイブ

RSSフィード

RSS 2.0 RSS 2.0