カード印刷中
モニタに表示されている作品よりも、
印刷したものは暗くなってしまう。
その典型が前回の星座作品「LYRA」だった。
これはRGBとCMYKという、
発色の原理そのものの違いによるものが大きい。
毎回Photoshopで開いて印刷しているが、
今回は印刷用にトーンカーブを入れた調整レイヤーを作り、
やや明るめに調整して印刷しています。
初めて「画面表示用」「印刷用」で、
データを分けるという手段に出ました。
・・・なんで今までやっていなかったのでしょうね(ーー;)
クリスマスカード、
頑張って印刷しています。
年数の経っているプリンタのなので、
画質もかなり見劣りしてきました。
次回までにはプリンタも買い替えようと思います。
なので今回は、
これでご勘弁ください。
Wings
「Carol」で教会を作り、
翌年にはその教会から飛び立つ天使、
「硝子の天使」として作りました。
今年の「Pegasus」は、
その天使の仲間という位置づけでもあります。
星座シリーズでもあり、
歴代クリスマス作品の継承者でもある。
もともと星空が好きだったのに、
ここ数年は地上の絵がほとんどだったような気がします。
「空は飛べないけど 翼ならあるのさ」
この絵を制作しているときに思い出した、
ガンダムSEEDの4thオープニング曲。
今の自分も、
きっと皆さんも、
同じなのではないでしょうか。
Pegasus
今年のクリスマスカード『Pegasus』は、
アンドロメダ星雲の近くに輝く秋の代表的な星座の1つ、
ペガスス座(天文学ではペガサスではないらしい)に由来した作品です。
ギリシャ神話に出てきた天馬であることは、
言うまでもないでしょう。
かなり前から、
この作品は構想にありました。
一昔前に流行った「動物占い」では、
Camelliaはこのペガサスでした。
翼があるなら、
いつか飛び立つことができるはず。
なかなか飛び立てない自分に、
苛立ちを感じることもありました。
今なら、形にすることができるはず。
そう思い立って、
制作を始めたのです。
また1つ新しい翼が、
飛び立ちます。