最後に1作
粉雪時計IIから始まった
今年のCGアート制作も、
残り2ヵ月に来て追い込みです。
River Dream
桜坂
青い珊瑚礁
静かの海
今年は4つ作りましたが、
まだ5つ目が残っている。
クリスマスカードだ。
もう11月になり、
制作にかからなくては。
ただ、
今のところなんの構想も無い。
このまま何も浮かばずに終わるはず無いと思うのだが・・・
明かりを消そう
ちょうど半年前に、
アトリウムの夜間照明を消してみたことがあった。
通常の夜のアトリウムでは、
2灯のスポットライトが当たっているのだが、
他に明かりがある場合は、
このライトを消してもライトアップできるだろうという考え。
さくらアトリウムは、
AQUARIUS宙が赤い提灯に変身、
この赤い光があったので、
スポットライトを消した「赤いさくらアトリウム」というのが
ごく短期間だけ公開されていたのだ。
今回は提灯ではなく、
ランタンを使うことになるけども原理は一緒。
ならば再びスポットライトを消してみてはどうなる?
そんなわけで、
短期間限定「オレンジハロウィンアトリウム」公開です。
回遊魚
絵画やアートは、
音楽や文学に比べて、
時間軸での継続性が短い。
5分の音楽は聞き終わるまで5分かかるし、
1000文字の文章を読むにはそれなりの時間が必要。
しかし目に一瞬で全てが飛び込んでくる絵画などは、
拘束する時間が短いでしょう。
例えば3つの部屋があって、
1つめは10枚の絵画が飾ってあり、
2つめは10曲のCDが聞けるようになっており、
3つめは10冊の本が置いてある。
どの部屋がいちばん滞在時間が長く、
どの部屋がいちばん短いと思うでしょう。
やはり10冊の本を読むには時間がかかり、
10枚の絵は短い。
この美術館は絵の美術館。
頑張って制作しても滞在時間は短いものなのだ。
それでも常に人を引きつけるには、
新しい絵を描いていかなきゃいけない。
アーティストは「回遊魚」のようなものなのだろうか。

2004.10.31 00:00
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