クライアント側
専門学校のHP管理を巡って、
制作会社との打ち合わせがあった。
元デザイナーということで白羽の矢が立ったのだ。
以前とは逆の立場、
クライアント側から、
制作会社を見ることに。
なんだか久々に自分のいた業界に触れ、
話を聞くことができて嬉しい。
単価の低下など、
現状もさらっと聞き出せたが、
1年のブランクも同時に感じる。
もう一度戻るか、
今と同じ仕事を続けるか。
オレは何をしに東京に来たのか。
学生たちに教えていた内容を、
今度は自分に問うことになる。
一夜明け
誰もいなくなった教室。
卒業生の教室からは、
掲示物の取り外しが始まった。
壁に貼ってあった彼らの作品も、
1つ1つ取り外し。
その作品を製作中の彼らの表情が、
思い出される。
生き生きとしていた人、
熱心に本読んで研究していた人、
そのふりしてマンガ読んでた人、
寝てた人...( ̄□ ̄;)
教室は寂しくなりました。
そして新しい学生を迎え入れるのだ。
彼らに思い入れが強かったオレは、
当分、
教室のように簡単に気持ちを入れ替えることはできないな。
卒業おめでとう
なぜか結婚式場で、
卒業式が行われた。
似つかわしくないぐらい豪華な建物だったけど・・・
1年間担当してきたマルチメディア科2年生25名、
今日、旅立ちました。
初めて送り出す側に立ってみると、
感慨もひとしおです。
みんな、いいヤツだった。
この1年間、
大変だったけど、とても楽しかった。
オレ自身も一生思い出に残るだろう。
この仕事をやってよかったと思う。
別れの酒と固い握手で
Camelliaが送り出した雛たちが、
今後大きく成長することを祈ります。
全員終わった
昨日日記に書いた学生も、
今日で全ての補習が終わりました。
性格的に問題がある訳ではなく、
オレから見るとかわいい存在だったので、
良くからかっていたのですが...
これで終わりとなると、
寂しいものですねぇ。
CG系の腕はパッとしなかったものの、
発想の意外性というか面白さには楽しませてもらいました。
ある意味Camelliaイズムを少しだけでも受け継いだ
継承者かもしれません。
あとはホントに、
7日の卒業式を待つだけ。
このために頑張ってやってきた。
最後の問題児
28人でスタートしたオレのクラスの学生たち、
ここまで生き残ったのは25人。
そのうち、
卒業式を4日後に控えた今日になっても、
まだ卒業が確定していない問題児がいます。
登校日数が規定に届いていなかったんですね。
なので12月半ばから、
冬休み中も研修期間の休み中も、
ずっと彼の補講を繰り返してきました。
ここまで2年間休みがちだった問題児が、
この1ヶ月は朝から晩まで皆勤です。
最後に、根性を見せてもらった気がして、
ちょっと嬉しいですね。
その学生も明日で補講は終わり、
卒業が確定します。
「全員卒業させる」
オレの最後の仕事も終わろうとしています。