2年も続くとは
この日記の表紙のいちばん下には、
2000年5月15日と書いてある。
そう、なんと今日で日記を書きはじめて、
まる2年になるのだ!
よくも続いたものです。
この日記を書きはじめた頃、
Camelliaには、まだ何の受賞歴も無かった。
ところが日記を始めて1ヵ月後、
東京グラフィクスフェアで優秀賞を取り、
運を味方につけることができたのです。
今まで3回表彰台に上がりましたが、
東京に来てからは1度も無い。
何しに出て来たんだか・・・・
ちょうどいい節目を迎えたことだし、
アーティストとしての道を進もうと、
心を新たにします。
今は叶わなくとも
一昨日の日記に、
月を歩くということを書きました。
すでに30年前に実現したこととは言え、
今でも難しいことの変わりはなく、
月旅行もまだ夢の話です。
今製作している「静かの海」という絵、
オレの代わりにオレの作ったキャラが、
月に立っているんですよ。
だいぶ製作は進みました。
月の世界は、たぶんこんな感じだろうと・・・
月には水も空気も雲もなく、
地上の作品ばかり描いていたCamelliaには、
ちょっと勝手が違いますね。
でも、遮るものがないから星空は地球よりずっと綺麗なはず。
そのあたりを上手く仕上げられるかなぁ。
駆け込み寺
時代が変わった今でも、
この言葉は耳にすることがある。
実はGWに、この駆け込み寺にも行って来たのです。
といっても、
駆け込んだわけではありませんよ。
北鎌倉にある東慶寺というお寺が、
昔は本物の「駆け込み寺」だったのです。
今では立場が逆かもしれませんが、
女性の地位が低かったあの時代に、
北条時宗の妻が女性を救済するために建てたもの。
それから明治時代まで、
ずっと男性に追われた女性を守って来たのですね。
今はもう尼寺では無いのですが、
綺麗に咲く境内のお花が、
尼寺だった当時を忍ばせていました。