ドアが開くと
夜10時過ぎに会社を出て、
いつものように駅で電車を待っていた。
電車が着いてドアが開き乗ろうとしたら、
「おお~!?」
おじさんがドアのところで寝っ転がっている!
まだ上京して間もない頃、
同じように遅くに電車を待っていて、
ドアが開いたらおじさんが大の字で寝ていたのを見て、
衝撃を受けたことがあるけれど・・・
それ以来だ!
これは札幌では見たことがありません。
一応あちらも日本で5番目の大都市なんですけどね。
それだけ東京って、
たくさんの人がいて、
いろいろなことが起こっているんだなぁと実感。
東京は寒いところ
この週末に、
おそらくは今まででいちばん南に行っていました。
今まででは…下田が最南端か?
北国育ちなのでこんなもんですかね。
熊本ではすっかり春を思わせる陽気で、
東京とは歩く人の服装が違う。
それもそのはず、
日曜日の熊本は19.9℃まで上がっていたようです。
東京に戻ると…寒いっ!
特に今夜は冷え込んでます。
明日の朝の予想最低気温は1℃!
一気に18℃以上違うとは、
日本は広いです。
もともと北海道で生まれ育った僕ですが、
少しずつ寒さに弱くなってきてるのかな??
惜別の思い
熊本駅に着いたのは「はやぶさ」が東京に向けて出発した5分後でした。
間に合わなかった…
でも焦りは無く、
すぐに駅の窓口に駆け込んで後発の特急を調べてもらった。
「有明24号に乗ると小倉で追いつけます」
それだ!さっそく切符を買って、
13分あとにはやぶさを追いかける特急に乗る。
3時間ほどで既に暗くなった小倉に到着、
どこか途中で追い抜いたはやぶさが7分後に小倉に来た。
ホッ。
それにしても、
前日はホテルに泊まっていただけに、
「走るホテル」と呼ばれた寝台特急はA個室でも狭く、
揺れも大きいし音もうるさい。
青い車体を15両を連ね食堂車もあった頃の、
憧れていた姿から比べてだいぶ老けてしまった。
あと1ヵ月も経たずに廃止されるのは、
仕方の無いことなのだろうか。
惜しむ人が多いのでしょう、
途中で止まるほとんどの駅では、
カメラをはやぶさに向けている人を見かけました。
早さ・安さでは飛行機や新幹線には勝てない。
でも「夜汽車」って独特の風情があって、
旅をする、移動すること自体を楽しめる存在だと思います。
せめて故郷北海道に向かう「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」は、
いつまでも走り続けてもらいたいものですね。
翌朝東海道を上り、
富士山を左手にラストスパート。
東京駅ではたくさんの人がカメラを片手に出迎えていました。
僕も写真を撮り、
憧れの車両を惜しみながらも、
そのまま仕事に向かったのでした。

2009.02.19 00:00
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