桜坂
もう4年も前、
福山雅治さんの「桜坂」が大ヒットし、
当時まだ札幌に住んでいたオレは、
なんとかこのイメージを絵にできないかと考えました。
あれから4年間で、
何通りもの絵を試行錯誤してきましたが、
ここにきてようやく、
1枚のCGアートにできそうな感じになり、
2月頃から制作開始!
キラクラクリスタルは前面に出さず控えめにし、
写真を使わずCG+イラストで作るなど、
今までと違ったアプローチで、
夜桜の作品が完成しつつあります。
その作品名も「桜坂」。
4年越しにようやく開花しそうな、
思い入れのある作品です。
1つの色を抜けて
今までの流れを見ていると、
極端に色数の少ない、
正確には青や赤といった
色相の少ない作品が多くなっている。
たぶんカクテル作品を作り始めたあたりからだと思うが。
リアルに再現するよりこの方が抽象的になるし、
色数の少なさは静けさに通じる。
派手にたくさんの色を使うのは俺は好きではないのだけど、
この傾向と違う方向も、
考えてみよう。
違う色相の2色を対比させる方法とか、
もっと様々な表現があるはずだ。
これからの作品もだけど、
今製作中のものも、
試しに傾向を変えてみよう。
制作の履歴
2001年のMobileart受賞以後、
3年間の制作の履歴を振り返ってみた。
2001年 Bubble、LYRA、Carol
2002年 I wish、ICE、硝子の天使
2003年 MoonsetBeach、粉雪時計I
2004年 粉雪時計II
これは公開した年なので製作年とは異なるけど、
このように年間3〜2作品と、
沈静化している。
これに比例して、
この美術館の入館者も減っている。
どちらが影響してるかわからないけど、
来ても定着させることができない理由はこれだろう。
来週でついに開館から5周年、
今年はペースを上げていかないと、
6周年迎えること無く閉鎖ってことになるでしょう。