柔らかなCG
3DCGを使った絵は、
どうしても「硬い」という印象になってしまう。
仮に柔らかいものを作ったとしても、
実物よりも硬い感じになってしまう。
それはCGが全て数値化された表現手法だからだろうか。
「クリスタル」の場合は硬い感じでも問題なく、
あまり気に留めていなかったのだけど。
例えばイルカの動き1つを取っても、
手書きとCGの差が、
オレには大きく感じるようになって来た。
もともとCamellia作品は、
硬い材質を利用するものだけど、
それを使っても柔らかい印象を受けるような、
そんな絵を描けないものだろうか。
うまく感情を持たせることによって、
それができないものだろうか。
制作開始
サマーグリーティングカードの、
3DCG部分の制作が始まった。
Shadeを使うのはHDDのクラッシュ以来なので、
3ヵ月ぶりになるかな?
1から設定をやり直している。
当初の予定通り、
動きのほとんどの無い、
静かな作品になっている。
今回は無理をせず、
夏らしく青い作品にする。
最も重要な部分はこれからなのだけど、
構図も決まったし、
配色もほぼ決まったし、
あとはそれをイメージ通り形にできるかどうか。
そして、
時間内に仕上げることができるかどうか。
閃き
「どんな絵を描こう」
真剣にそんなことを考えても、
たいてい何も出てこない。
真剣になればなるほど加熱して、
沸騰するだけ。
何かを見ていて閃いたり、
会話の中から「あ、それっていいかも」と思いついたり。
オレの場合はその方が多い。
たぶんクリエイターは、
そう言う人が多いと思う。
この美術館のDiamond Cafeでのやりとりから、
絵を思いついたことも数多くある。
「何気ない日常からの産物」
Camellia作品は、そうありたい。
適度の刺激は、
常に受けていた方が良い。