夢を継ぐ者
2日間、
高校に行って進路ガイダンスのお手伝いをしてきた。
ゲームやマルチメディア業界の話なので、
デザインやアートとは少し違うものの、
高校生の将来の夢に向かうための、
ほんの少しの援護弾は打ってきたつもり。
かつて自分が高校の頃も、
やはり大きな夢を持っていた。
そしてそれに向かって前進し、
挫折して遠回りをしてきた。
夢は更に大きくなり、
それに向けて歩き出した自分。
それを最大限、高校生に伝えてきた。
自分自身では今、
いちばん悩んでいる時期。
夢を追うのか、
現実を取るのか。
高校生たちには、まだ時間がある。
1人でも、
Camelliaのような夢を持ち、
夢を継ぐ者が現れてほしいと思う。
不思議な出会い
大志を抱きながら住んでいた頃から、
いろいろな人との出会いがあった町、札幌。
今回もまた、
不思議な出会いがあった。
北海道で生まれ育ち、
今は北海道を故郷としながら本州で働いている。
そして数年ぶりに馴染みの店に来た。
同じような境遇の女の子が隣に座っていたので、
話が合う。
すると、
同じ日に札幌に来て、
同じ日に帰ること、
職場環境のこと、
4月生まれなこと、
上下とも黒い服を着てきたこと、
アワビが苦手なこと(笑)
などなど面白いぐらい共通点があった。
ひょっとして神様って本当にいるのか?
そう思えるような出会いでした。
夢の町札幌
東京に出てきた時点で、
Camelliaの夢と現実は入れ替わった。
札幌に現実があり、東京に夢を求めていた頃。
そして今は、
現実は東京にあり、札幌に夢がある。
今回も、
札幌という町は、
夢を与えてくれた。
沈みゆく自分を、
引き上げてくれた。
夢と現実の狭間を行き来するたびに、
年齢とのバランスも考える。
札幌に住んでいた頃から始まった葛藤は、
未だに引きずっている。
一生、これを続けてゆくのだろうか。

2005.02.19 00:00
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