1つの色を抜けて
今までの流れを見ていると、
極端に色数の少ない、
正確には青や赤といった
色相の少ない作品が多くなっている。
たぶんカクテル作品を作り始めたあたりからだと思うが。
リアルに再現するよりこの方が抽象的になるし、
色数の少なさは静けさに通じる。
派手にたくさんの色を使うのは俺は好きではないのだけど、
この傾向と違う方向も、
考えてみよう。
違う色相の2色を対比させる方法とか、
もっと様々な表現があるはずだ。
これからの作品もだけど、
今製作中のものも、
試しに傾向を変えてみよう。
制作の履歴
2001年のMobileart受賞以後、
3年間の制作の履歴を振り返ってみた。
2001年 Bubble、LYRA、Carol
2002年 I wish、ICE、硝子の天使
2003年 MoonsetBeach、粉雪時計I
2004年 粉雪時計II
これは公開した年なので製作年とは異なるけど、
このように年間3〜2作品と、
沈静化している。
これに比例して、
この美術館の入館者も減っている。
どちらが影響してるかわからないけど、
来ても定着させることができない理由はこれだろう。
来週でついに開館から5周年、
今年はペースを上げていかないと、
6周年迎えること無く閉鎖ってことになるでしょう。
春の絵
3Dデータを手に入れたことで、
今年の「春の新作」は順調に動き出した。
CG館の作品群を見てみると、
実は春に作った作品はあっても、
「春」をテーマにした作品は無い。
季節ものは「夏」か「冬」がほとんどですね。
以前にイラストで春の絵を掲載したことがあったけれど、
これもあっさり掲載終了。
正真正銘の春の絵は、
今作っているのが最初になります。
前から風景みたいなものも作りたかったので、
今回それも取り入れています。
そのままの風景じゃなく、
その土地のイメージを絵にする。
うまくいけば新しいシリーズ化できるかな(笑)

2004.03.22 00:00
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