卒業研究追い込み
学生たちの卒業研究の提出期限が、
いよいよ明日になった。
ほとんどの学生が、
今夜も自宅に持ち帰って、
作業の続きを行っていることでしょう。
今まで学んできたことの、
集大成になるこの製作、
評価する側も大変です。
来週の木曜までに、
全ての学生の評価を終わらせなきゃいけないのだから。
でもこの授業が、
学生たちは今までで一番生き生きとしています。
オレもそうなんだけど、
自分の作りたいものを作ることって楽しい。
時間が過ぎるのが早く感じます。
だからこちらも拝見するのが楽しみだったりします。
彼等の中に将来の大物が潜んでいることを期待して。
映画のCGをやりたかった
卒業まで2ヶ月を切った学生に、
やり残したことやこれからの夢について語ってもらった。
中でも「映画のCG」に触れていた人がいたんですね。
当然口に出さなくても、
他に同じことを考えて入学した人もいたと思う。
実際に2年間の専門学校では、
これは難しいことです。
とはいえ、基本的な知識はCG検定で得ているし、
3DCGのムービーは教えている。
1つの例だけど、
LightWaveなどで3DCGムービーを作り、
AfterEffectsで特殊効果を加え、
FinalCutで編集するという流れがある。
CM製作のプロダクションでもこういう手順のはず。
これらを紹介した上で、
ぜひこれからもがんばって目標を目指してほしいですね。
2004年のコンテスト
いつもコンテスト情報を調べている、
文化庁メディア芸術プラザで、
今年の情報を集めていた。
最近は「2年に1回」「3年に1回」というスパンの
コンテストもあるんですね。
この美術館もCamelliaとともに低迷してるし、
CGアート全体の低迷もあるのか、
それともオリンピック化を狙っているのか、
「毎年あなじみ」というコンテストは少ない。
3年前に受賞したMobileArt2001はあれっきり。
今の仕事を続けるかどうかはさておき、
今年2〜4月までに数件締め切りが来るコンテストがある。
そしてコンテスト戦略で創り置きの作品も数点ある。
まずは春に動いておかないと、
今後また1年棒に振りかねない。