鎌倉殿の13人
平安後期から鎌倉時代にかけてを題材にした大河ドラマといえば、
2001年の北条時宗、
2005年の義経、
2012年の平清盛と、
ここ20年あまりでも何本かありましたが、
義経、平清盛の源平の合戦から、
北条時宗の少し前、承久の乱までを題材にしたのが、
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でした。
三谷幸喜さんが脚本を担当されたこともあって、
話題性抜群でしたが、
僕が見たのは全48話中で終盤の2話だけ…
三谷さんにドラマは史実には沿っていながら、
笑いも散りばめられていていいですね!
今日の最終回はしっかり見ることができました。
承久の乱から北条義時の最期まで、
かなり駆け足だった印象です。
義時は姉の政子に「ご苦労様でした。」の言葉をかけられ、
看取られる形で壮絶な最期になりましたね。
そのままスタッフの名前が出て終わるという…
その後の鎌倉について触れないのも、
三谷流なのでしょうか。
「13人」にもいろいろ意味があったようで、
鎌倉殿を支える宿老の人数でもあり、
血を流した人数でもあり、
トウが武術を教えていた子どもたちも13人だったとは。
できればこの作品は、
もう一度1話から見てみたいですね。
それなりに時間かかるとは思いますが。
アトムの童
最近はゲーム業界を題材にしたドラマも多いですが、
今期の日曜劇場「アトムの童」もこの分野ですね。
2クール前の「マイファミリー」もゲーム会社が出てきていましたが、
あちらは事件ものなのでゲーム開発の話はほぼ無かったですが・・・
序盤、
ジョンドゥの相方のほうが敵キャラかと思ったら、
あっさり和解し、
オダギリジョーさんが敵になるも長く続かず、
宮沢ファミリーオフィスが出てきて山崎努さんが出てきて、
ジョンドゥは付いたり離れたりで、
敵対図が良く分からなくなりますね。
そして西田尚美さんは、
何のための存在だったのかな?
推理要素が無いからか、
日曜劇場にしてはミスリードさせるような人物もおらず、
主に銀行系の2人ですが、
「この人怪しい」と思ったら本当に怪しかったという、
わかりやすい内容だったように思います。
どうもこの時間枠のドラマにしては、
物足りなさを感じてしまいましたね。
もちのろんすけじゃ!
「ろんすけ」って誰やねん!
10月スタートの秋ドラマの中では、
一番面白かったと思う「ファーストペンギン!」が、
文字通り今クール最初の最終回になりました。
このドラマは、
「ウソみたいに爽快な、ホントのお話。」とサブタイトルにある通り、
実話をもとにしているんですね。
笑いも感動も涙も、
バランスよく織り込まれていたと思いますし、
勧善懲悪かと思いきや、
みんないい人だったという・・・
主演の奈緒さんは、
以前に「まだ結婚できない男」で見かけていましたが、
とても演技力ありますね!
「女版半沢直樹」と言われるぐらいのシャウト、
印象に残ります。
そして本当にいい味出していたのが、
「さんし船団丸」の荒くれ漁師軍団。
ペンギンの集団に見えた第3話、
ヤクザ集団のような上京シーン、
海賊ですか?とツッコミたくなる最終回の海上戦闘(?)シーン、
笑いが止まりませんでした。
全10話が終わって、
改めてこれが本当の話というのは驚きますし、
感動です!